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【10月】城鍬舞(しろくわまい)

大田原の城は、大田原氏がもと町島に水口居館と称し居住していましたが、天文14年(西暦1545年)大田原資清(すけきよ)に至り、前室村(大田原)に築城し、前室城と称して移り住みました。資清(すけきよ)は築城にあたり、領内6か村の農民に工役させ、竣工すると酒をふるまって労をねぎらいました。
 
そのとき、石神村(上石上)の農民藤兵衛という人が、酔いに乗じ工事に使ったスキやクワを持って踊りだしました。その姿があまりに面白かったので、以来毎年正月に彼等を城中に招いて、これを演じさせたといわれています。当初は踊りに一定の形式もなかったようですが、次第に舞踊化して伝承され、例年10月の上石上温泉神社に奉納されています。
 
◆開催場所 上石上温泉神社(大田原市)
◆開催時期 10月上旬